「お久しぶりです。ちょっとお仕事頼まれてくれませんか?」
大工の木村さんとは長い付き合い。
これまで自宅の改装、スタジオ制作など、
「へ〜東中野ですか?来週行ってみますよ。
話が早い
「ありがとうございます!お願いします!
結局
硝子を引き取ることにした。
全く後悔はしていない。
余談ですが、大工の木村さん。電話に出る時、
いつも不審そうな声で出る。
「は、はい、、」
そして名前を名乗ると「おお!お久しぶりです!」
それも毎回。
さて、そんなこんなでルーブルの硝子は速やかに取り外され、
しばらく眠ってもらったけど、
デザインに無事組み込むことに成功した。
デザイナーさんもマダムの思いに賛同してくれたので
「綺麗だから下から照明当てましょう!!」と張り切ってくれた。
そしてプレオープンの日。難波さんが、
その中には、もちろんルーブルのマダムも。
プレオープンとは別に、
硝子はもちろん、赤い丸椅子、ライト、
最後にマダムと店内で記念写真を撮り、手を振ってお別れした。
そう言えば、ルーブルから家具をを引き取る時、
この子達は二十世紀にお嫁に行くんだと言ってた。
硝子も椅子もお嫁にきたんだなぁと思い出しながら、
その2日後
難波さんからマダムが天国に旅立ったことを聞く。
東中野で、長年店を見守り続けた硝子とマダムは
喫茶二十世紀でお客さんを見守ってくれることになった。
ずっとあり続ける喫茶店
喫茶二十世紀。
今日も元気にオープンしてます!(水曜はお休みだけど)
おわり